ナンシー関のヒロミ評は今も有効

http://homepage2.nifty.com/butuUkai/bok/nancy.htm

1996年10月「週刊朝日」
<ヒロミには、たとえばダウンタウンやとんねるずに見られる「先輩大物タレントとの共演における違和感」がない。ビートたけし、タモリ、上岡龍太郎、所ジョージ、明石家さんま、関口宏など、あらゆる大物と絡んでいる。--ヒロミが今の状況をつくりえたのはどうしてなのだろうか。
 テレビの中の「ボケ」と「ツッこみ」のバランスは大きく崩れている。どうも「バラエティー」という空間においては、ボケた者勝ちらしい。先出の大物芸人も、タモリやたけしなど、もう「仕切ってツッこんで進行させる」という役割を負う気などないわけである。といより、状況的には「もう免除された」と言ったほうがいい。
 そんななか、ヒロミが重宝であることは確かだ。おそらく「ツッこみ」の技術としては低いのだと思う。ムラがあるし、バリエーションも乏しい。それぞれの「ボケ」そのものを絶妙のタイミングで拾ってツッこむのではなく、もっと大ざっぱに「ボケる人間」をいじって転がすことで「ツッこみ」を表現するのである。>(1997『聞く猿』朝日新聞社/166頁)

うーん、的確。
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