特定秘密保護法とTPP

「秘密保護法ではTPPももちろん外交機密となる。」山田正彦前農水相インタビュー

山田氏「なぜ米国議員がTPPに反対するか。米国はNAFTAで懲りた。NAFTAで25%の製造業が潰れ、40年前の給与水準に退行した。『99%』の人々は自由貿易に反対」

山田氏「今、農家の戸別所得補償を5年でゼロにし、農業を工業(企業による大規模生産)にするとも。農家は生きていけない」

山田氏「仮に農業を大規模生産にしたところで、農家一つで3000ヘクタールという規模のオーストラリアや米国とは桁が違いすぎる。勝負にならない。日本の7割は小規模農家。棚田などは潰れてしまう」

山田氏「漁業の問題も深刻。手に入れたリーク文書を見ると、TPPでは日本に伝統的にある沿岸漁民の権利が失われ、漁業権に企業が参入する。つまり昔から沿岸に住む人々に与えられていた漁業権が取り上げられる」

山田氏「宮城県の村井知事などは、舞浜の協同組合から漁業権を取り上げ、企業に与えた。TPPでは漁業権は外資も含めた入札制度になる。日本の入江に米国やカナダの船が押し寄せで漁をすることになる」


山田氏「知財の問題。TPPによるプロバイダの規制強化。私が朝日新聞の記事をブログで引用したり、岩上さんの見解を私が拡散したら著作権法違反になる。権利者があらかじめ著作権フリーを言っていなければ自動的に罪になる」

山田氏「さらに、政府が適切だと認めたプロバイダでないと認められなくなる。IWJが適切でないと政府に判断されたら、政府がプロバイダに圧力をかけ、HPが強制的に閉鎖させられる」


山田氏「秘密保護法ではTPPももちろん外交機密となる。この法案が成立すれば、議員が交渉内容にアクセスできるようになっても、一言も外に発することができなくなる。このタイミングの法案推進はTPPを見越したものだろう」

山田氏「『米国も、マレーシアもアクセスできるようになって、なぜ日本だけ見れないのか』という声が当然高まる。それを見越した秘密保護法」

岩上「なぜ日本の官僚・財界トップは全力で日本を潰そうとするのか?」

山田氏「彼らはそれでもTPPは利益がある、と言う。米韓FTAではトヨタが米国で米国人に作らせた『米国車』が一番売れた。日本の自動車産業はしたたか」


われわれ日本人は派遣法改正や時価会計基準導入で、ものの見事に国民の生活レベルが傾いたのを経験して来て「政治一つで転がるように日本人全体が傾くんだなあ」という、政治と己の生活の直結感を味わって来たわけですが、秘密保護法やTPPもきっと日々の生活レベルに直結するんだろうなあ。
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コメント

なんだか…

いや~な感じですね…。
日本は今後どこへ向かうんでしょうかね…。

No title

ほんと怖いですよね日本の行く末(涙)
甘利さん舌がんとか言ってるしTPP交渉だいじょうぶなのかー?!
TPPで日本の食品自給率とかどうなっちゃうんでしょうか?
われわれ庶民は、ただ必死に日々の生活を生きて行く以外ないわけですが。どんなつらい時代が来ようと、がんばって生きて行くしかないわけですが・・・
$TT$
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